iPhoneがリンゴループになった時の原因と対処方法は?

2023 / 07 / 25
iPhoneを起動しようとするとリンゴマークが表示され、そこから先に進めないという経験はないでしょうか?
リンゴループと呼ばれるこの現象は、そのままではiPhoneを使えなくなってしまう深刻な障害です。原因や対処法をきちんと知っておき、万が一に備えましょう。

リンゴマークから電源が落ちてしまうなど症状はさまざま

通常のiPhoneなら、電源を入れるとリンゴマークが表示され、しばらくしてからホーム画面に移行します。
しかし、リンゴループと呼ばれる現象が起きると、リンゴのマークが表示されたままで進まない、あるいはリンゴマークが表示されてから勝手に電源が落ちるなどの症状が出ます。こうなると通常の操作は受け付けませんので、iPhoneを使えなくなってしまいます。

何かしらの不具合をきっかけにリンゴループは起こる

iPhoneでリンゴループが起こる原因は色々と考えられます。
主な原因は以下のようなことが挙げられます。

・iPhoneのアップデート中に充電が切れる、電波が途切れる
・iPhoneのバッテリーの劣化
・iPhoneを落とすなど強い衝撃を与えてしまう
・iPhoneを強制的にリセットし再起動した
FaceIDの不具合

上記のうち、とくに多いとされるのはアップデート中の不具合。大量のデータを通信中に電源が落ちる、電波が途切れるなどのアクシデントが起こると、iPhoneのような精密機器は通常の処理ができなくなります。不用意に衝撃を与えるなど物理的な力もiPhoneに負担を与えるので注意しましょう。
また、iPhoneX以降の機種ではFaceIDの不具合にもよってリンゴループが発生する事例が増えております。iPhoneを落としたり水没から来る事が多いようです。衝撃を与えてから時間がたって突然リンゴループが起こる場合もあります。

対処法は簡単だが場合によってはお店で修理を

リンゴループが起きてしまったとき、どのように対処をするといいのでしょうか?

まずは下記の対処法一覧を参照してみてください。
慌てず、その他の不具合が起こったときと同様に再起動などを試してみましょう。必ず解決するとは限りませんが、iPhoneらしい対処法もあります。もっとも、バッテリーの劣化で交換が望ましい場合など、状況によっては自分で対処をせず、修理専門店へ依頼することも考えてみてください。

・強制的にリセットして再起動を行う
・セーフモードで起動する
・電源を落としてsimカードを抜き電源をつける
・別のiPhoneから通話アプリのFaceTimeをかけてみる
・パソコンに入れているiTunesと同期させてみる
・iPhoneを修理できる修理専門店へ依頼する

まとめ
iPhoneを長期にわたって使用していると、リンゴループのような症状が起こる可能性は高くなります。
まずはこのような症状が起こらないよう、丁寧に扱うことが大事ですが、万が一起きてしまった場合の対処法も知っておくといいでしょう。バッテリーの劣化など、大事に扱っていても不具合は起こると思っておくことが重要です。

>>iPhone修理のクイックへ戻る