保護フィルムと強化ガラスフィルムの違いは?

2017 / 11 / 25
iPhoneを購入すると同時に、画面を保護するアイテムもそろえるという人は多いでしょう。
代表例は保護フィルムですが、近年は強化ガラスフィルムも注目を集めています。保護フィルムと強化ガラスフィルムの違いはどのような点にあるのでしょうか。

素材の違い

どちらの素材も多くの人にとってなじみのあるもの
・保護フィルム…PET(ポリエチレンテレフタレート)
保護フィルムはポリエステルの一種であるPETを基本としています。
保護フィルム以外にもペットボトルなど日常の多くの製品に用いられており、なじみがある素材。多くの製品は数百円ほどで買えるので、その安さも魅力となっています。

・強化ガラス…ガラス
その名のとおりガラスでできており、通常の保護フィルムに比べて衝撃に強いアイテムです。
通常の保護フィルムとの大きな違いは耐久性と画面の見やすさにあり、ガラスゆえにiPhoneの画面の美しさを損ねません。価格に関しては幅広く、高いものなら数千円もするものがあります。

厚みと固さの違い

薄く扱いやすいフィルムか固く衝撃に強いガラスか
・保護フィルム…薄く柔らかいので見た目を阻害しない
PETを基本素材とする保護フィルムは薄くて柔らかく、iPhoneに貼りつけてもほとんど厚みがでません。
また、そうした特性から画面をタッチして操作する際も邪魔になることがなく、画面を保護しつつ快適な操作を実現しています。

・強化ガラスフィルム…厚く固いので違和感があることも
素材がガラスゆえにフィルムより厚く、iPhoneに貼りつけると画面が二重構造になるかのような厚みを持つのが特徴。その厚みゆえに操作する際に阻害するようなアイテムもあるので、近年では極薄のタイプもあります。また、固いぶん衝撃には強いのですが、柔軟性がないので割れてしまうこともあるでしょう。

貼りやすさの違い

気泡が入りやすいフィルムと簡単に貼ることができるガラス
・保護フィルム…柔らかさゆえに気泡が入りやすい
薄く柔らかい点が魅力の保護フィルムですが、iPhoneに貼りつける際は注意が必要です。
安易に貼りつけようとするとフィルムと画面の間に気泡が入ってしまいます。そのままでは見た目が悪くなりますから、慎重に扱いましょう。
・強化ガラスフィルム…保護フィルムに比べて貼りやすく扱いは簡単
固くて厚い強化ガラスですが、iPhoneに貼りつけること自体はとても簡単です。
歪みに気をつけてさえいれば簡単にフィットし、保護フィルムのような気泡も入りづらいでしょう。画面を見る際の美しさは貼る前と遜色がありません。

まとめ
iPhoneの画面を守るためのアイテムはとても重要で、本体と同時に買っておくことがベスト。
ただ、保護フィルムと強化ガラスにはどちらもいい点があり、注意したい点もあります。両者の特徴をよく比べ、自分にあうものを選びましょう。

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