こんにちは!iPhone修理のクイック柏店です!
最近寒い日が続いてましたが、週末は日差しが気持ち良くて過ごしやすいですね!
夜はもう寒寒ですが・・・。
今日はこの温度がバッテリーに与える豆知識をご紹介したいと思います。
iPhoneやiPadに入っているバッテリーは現行モデルは全てリチウムイオンバッテリーです。
これは温度が高くても、温度が低くても使用に問題を起こしてきます。。
まず、温度が高いと・・・?
→ 電池の劣化が早まる。
(充電サイクルの際に電池に与えるダメージが低い温度と比べても高くなり、
早く充電容量の上限が下がっていってしまいます。)
では、温度が低いと・・・?
→ 電源が急に落ちてしまう。(寒さで通常起動に必要な電圧が出せない)
→ 電池の減りが早く感じる。(実際の劣化とは別の温度環境によるもの)
実は環境温度が高いと、リチウムイオンバッテリーは充電容量が増えます。
なので、全く同じバッテリーでも、40℃で使用した際と25℃で使用した際では、
40℃で使用した際の方が電池もちは良くなるんです。
しかし、ご注意いただきたいのは、
高い温度で充放電を繰り返した場合は、
25℃より40℃で使用していた際の方が劣化が早くなり、
結果電池持ちは悪くなっていってしまいます。
では、低い温度で使用していれば良いのかというと、そうでもありません。
東北の方や、北海道の方はご経験された方が多いと思いますが、
雪が積もっているような温度だと急にiPhoneの電源が落ちてしまったりします。
これは環境温度が低く、バッテリーが必要な電圧を出せず落ちてしまうんです。
また劣化に関わらず充電容量が減ります。(電池の働きが鈍くなっているイメージですね)
以上を踏まえますと、温度関して、バッテリーを長持ちさせて使用するには、
・極度に暑い場所に放置、使用をしない。
(夏場の車のダッシュボードや、直射日光を当てたり、冬場でもストーブの近くに放置したり・・・)
・極端に寒いところで使用しない、しないというか出来なくなる
ここがバッテリーの温度に関わるところですね!
温度で抑えておきたいのは上記知識ですが、
バッテリーをそもそも長持ちさせる、破損させないという意味では、
①純正のACコンセント/純正のケーブルを利用する。
(過電圧による充電、過電流による充電を行わない)
②深放電を行わない。
(電池残量0%の状態で長期間放置しない)
①はかなり重要です!
市販されているものに、あまりこういう事は申し上げたくありませんが、
純正ではないケーブルやACコンセント、また車のシガーソケットを用いた充電は
絶対にオススメしません!!
リチウムイオンバッテリーは普通に使っていても、
性質上劣化いってしまうのは仕方のない事ですが、
暑いところでの使用と、上記①は極端に劣化/破損をさせてしまう可能性があるのを
この記事にお読みいただいた方には追加で覚えていって欲しいです。
そして、追加でのお話になりますが、
バッテリー交換をされる際、ご自身で修理で交換される際には、
PSE適合性検査を行い、しっかり経済省に届け出のしている業者/お店にしてください!!
amazonなどで格安で販売されているバッテリーや、
マンションの一室で修理業をしている怪しい店舗など、
新品といいつつリフレッシュバッテリーや中古のバッテリーを使用しているケースが多いです。
結果変えてもあまり改善しない/むしろ悪くなった等が十分に有りえます。
というか本日もそういったお客様がご来店いただきました・・・。
先月バッテリー交換をされて充電カウントが700回以上とか本当に有り得ないと思います。。
そういう業者は早く居なくなって欲しいですね。。。
しかもAppleロゴとapple japanと記載されていたので、
バッテリー変えていないか、商標法違反ですね。
前日、捕まった業者がいたことすら知らないんでしょう。。
PSEマークつけている業者も全数検査自体を行っていない業者も沢山見てきています。(検査通し番号が入っていないバッテリーですね)
一個ずつ検査しなければPSE何の意味もないです。
当店ではPSEの届け出と共に、全数検査を行っているバッテリーを使用しておりますので、
安心しておまかせください!
後半は悪徳業者に対する怒りが入ってきてしまいましたが、
バッテリーは発火の問題など、お客様の安全にも大きく関わるところです。
神経質なくらいが丁度よいと思います。
長文にはなってしまいましたが、
上記内容がお客様の快適なiPhoneライフに繋がっていただければと思いますっ!!