神奈川 大和本店からのお知らせ

2017年1月12日 10:20

  • iPhone ホームボタン・スリープボタンが壊れやすい理由
  • クイック大和店です。



    急にホームボタン、スリープボタン（電源ボタン）が使えなくなった...！
    iPhoneシリーズを長年、使用してる方は一度は経験したことがあるのでは？

    特に荒い使い方もせず、
    通常通りに使用しているだけなのに、故障が起こりやすい箇所が
    ホームボタン、スリープボタンです。

    ほとんどの操作が画面上で行う中、
    本体の外側にある意味むき出しになってる数少ないパーツです。



    また、各ボタンは可動式になっているので、
    水分やホコリなどのゴミが入りやすい構造になっています。

    操作感が向上している代わりに、
    故障や不具合が起こりやすくなっているんですかね...。



    ■ホームボタン・スリープボタンの故障原因は湿気やホコリ

    ホームボタンやスリープボタンは、
    表面から見てみると単純な仕組みのように見えますがボタンの裏側は
    実は精密な構造になっているのです。

    そのため、ほんの少しでも
    湿気やホコリがボタンの隙間から入ってしまうと、
    不具合を起こす可能性が出てきます。



    この「不具合」というのが
    結構な厄介者で、故障して完全に反応しなくなるならまだしも、
    何度か強く押したりすれば動く事もあるため、
    修理に出さないまま使用し続ける方も多いのではないでしょうか。

    中途半端に使用できる状態が、
    修理に出すかどうかを躊躇させ、結果ストレスを溜める原因となるのです。



    ■ホームボタンの仕組み

    ホームボタンの構造は、
    ボタンとフレックケーブルが接続されており、
    ケーブルに円盤状の金属パーツと押した時の反発を良くするための
    シリコンが設置されています。

    つまり、iPhoneのホームボタンが効かない・効きにくい等の
    不具合が出ている時はこれらのパーツの
    どれかに不具合が発生している可能性が高いです。

    特にクッションの役割を果たしているシリコン部分は
    ボタンを押す感触を支える重要な役割を持っています。

    そこに問題が生じれば、
    ボタンを押した感覚がない・押せない等の不具合が出るのです。



    ■スリープボタンの仕組み

    スリープボタンに設置されているシリコンは、
    ホームボタンに設置されているものと比べ、更に小さいものとなっていて、
    単純な使用を続けるだけでも経年劣化で調子が悪くなってきてしまいます。

    iPhone5シリーズでは、押す事は
    可能なのにもかかわらず、反応が返ってこない状態になることが多いようです。
    このシリコン部分のみを元に戻す事は難しく、
    修理時にはパーツの交換をする修理になる事が多いですね。



    ■何故、ここまで壊れやすいのか

    iPhoneの内部が破損するトラブルは多くありませんが、
    何故、各種ボタン、特にホームボタンにはよく不具合が出てしまうのでしょうか。

    基盤など内部だけに存在するパーツとは違い、
    各種ボタンは外部と内部それぞれに繋がりがある部品となっています。

    指で押す事による経年劣化、
    指から発する汗・湿気・爪垢・ホコリ・ゴミ等、目には見えづらいですが、
    あらゆる小さいあ物質が簡単に内部に侵入できる入口があり、
    そこが常に開いている状態になっているのです。



    良く聞く対処法の中に、
    デコピンのようにホームボタンを指ではじく、
    無水エタノールを垂らす等の方法を聞いた事がありますが、
    これらの行動は内部のパーツまで破損させてしまうかもしれません。

    そうなると、
    修理費用はボタンだけの交換費用よりも倍以上にかかってしまいます。



    あなたの大切なiPhoneを長く使って貰うためにも、
    不具合が生じた場合は、すぐさま大和店にお持ちくださいませ。

    早めにお持ち頂いた方が、パーツ交換をする必要もなく
    更に修理費を抑えられるかもしれませんよー。



    本日も多数のご来店お待ちしております！

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