連日猛暑が続いておりますが、夏は気を付けないとiPhoneが熱暴走を起こすことが御座います。
iPhoneの熱暴走とは、iPhoneが通常よりも異常に高い温度に達し、正常な動作が妨げられる状態を指します。
熱暴走が起こると、バッテリーの寿命が短くなったり、パフォーマンスが低下したり、デバイスの安定性に影響を及ぼし、最悪の場合電源が入らなくなってしまいます。
以下に、iPhoneの熱暴走の主な原因と対処法をお知らせいたします。
iPhoneが高温になる主な原因
①外部温度
車内のダッシュボードの上等の高温な環境下での使用、最近はカーナビとして使用する方も多いと思いますが注意が必要です。
また歩きスマホ等で直射日光に晒されると、iPhoneの温度が上昇する可能性があります。
②重いタスクの実行
グラフィック要求の高いゲームアプリ、動画の再生、大量のアプリの同時実行など、CPUやグラフィック処理を高い負荷で使用すると熱が発生します
③長時間の使用
連続して長時間iPhoneを使用すると、内部のバッテリーや基板が熱を帯びることがあります。
④充電中の使用
ついついやってしまいがちですが、充電中にiPhoneを使用すると、バッテリーへの負荷が高まり、熱暴走が発生する可場合があります。
⑤ケースの使用
様々なiPhoneケースが販売さえていますが、中には保護ケースが熱の放射を妨げ、熱の蓄積を助長することがあります。
iPhoneが熱を持ってしまった時の対処法
①冷却
熱暴走が発生したら、iPhoneを涼しい場所に移動し、直射日光を避けて冷却させることが重要です。その際、冷蔵庫に入れる事や保冷剤を当てる事は絶対やってはいけません。
急激に冷やすと内部で結露が生じ、基盤等に水分が付き不具合を起こしてしまうからです。
②アプリの終了
グラフィック要求の高いアプリやタスクを終了させることで、CPUやGPUの使用率を下げて熱の発生を軽減できます。
③アップデート
最新のiOSバージョンにアップデートすることで、バッテリーの最適化やパフォーマンス改善が行われ、熱暴走のリスクが低減される場合があります。
④充電の管理
充電中は使用を控えるか、充電しながらの使用を避けると、バッテリーへの負荷を軽減できます
。
⑤ケースの除去
熱を逃がしやすい薄手のケースに変更するか、必要のないときはケースを一時的に外すことで、熱の放射を促進できます。
⑥再起動
一時的なソフトウェアの問題が熱暴走の原因となることがあります。デバイスを再起動して問題が解決することがあります。
⑦バッテリーの交換
バッテリーを交換することで電源が入る場合があります。
もしiPhoneが頻繁に熱暴走する場合や、長期間にわたって熱を持ち続ける場合は、iPhoneに内部的な問題がある可能性もあります。
そのような場合は、是非iPhone修理のクイックまでご相談ください。