しかし、スマホは便利なものだからこそよく使い、寿命はどんどん短くなっていきます。
スマホはいつ買い替えるのがベストなのでしょうか?
2年持てば十分? 負担が大きいスマホは短命の傾向に
かつての電話だけできれば十分だった携帯電話に比べ、iPhoneなどのスマホ類はネットにつなげる、ゲームなどのアプリも複数こなせるなど、1台で何でもできるほど進歩しています。人によっては電話よりもほかの機能の方がよく使う、ということもあるでしょう。
そんなスマホだからこそ、寿命についてはひと昔の携帯電話より短くなっていると言われます。
多機能ゆえに負担が増えてバッテリーの消耗が激しく、OSは最新機種に比べすぐ古いものとなってしまうのです。そのため、十分な機能と使い勝手を確保できるスマホの寿命は2年程と言われ、それ以降は何かしらの不具合が出てくるとされます。
スマホの買い替えを考える時期はこのようなとき
スマホの寿命は機種や使い方によって変わりますが、寿命が近づくと何かしらのサインが出てきます。以下のようなサインが出たら見逃さず、近いうちの買い替えを検討し、新しい機種をチェックしてみましょう。
・バッテリーの持ちが悪くなる
現在のスマホのバッテリーは、早ければ1年半くらいしか持たないと言われます。
ただ、iPhoneに限らず多くのスマホはバッテリーだけを交換できるサービスがありますから、愛着がある機種であったり、バッテリー以外は問題ない場合はこのサービスを検討してみましょう。ちなみに、劣化したバッテリーを使い続けると、バッテリーが膨らんでスマホに悪影響を及ぼすのでおすすめしません。
・スマホのボタンや液晶画面など各部の劣化
どのスマホにもホームボタンや液晶画面のように、実際に触って操作する部分があります。
こうした部分は使用し続けるうちに劣化し、操作しにくくなる、あるいは操作を受け付けなくなるなど不具合が出るのです。部品だけの交換を受け付けることもありますが、スマホそのものの買い替えを検討してもいいでしょう。
・古い機種のためOSの更新ができなくなる
iPhoneに限らず、スマホはネットにつなぐことが前提であり、パソコンのようにOSの利用が必須です。
こうしたOSは日々進化し、バージョンアップされればインストールするのが普通ですが、古い機種だと更新の対象ではなくなり、バージョンアップができなくなってしまいます。こうなるとスマホそのものはまだ使えるとしても、アプリが利用できないなどの不自由を生じますので、買い替えを考えたほうがいいでしょう。
まとめ
iPhoneのようなスマホは日常で欠かせない便利なものですが、便利であるほどスマホの負担は増え、寿命は短くなります。普段からスマホをよく使う人は、買い替えがそのぶん早くなってしまうことを意識し、何かしらのサインが出たときは、新しい機種を検討してみるといいでしょう。