アイフォンの電池交換にかかる費用を安くする方法

2018 / 07 / 20
アイフォンは長く使用していけば必ず電池が劣化し、本来よりも早い段階で電池切れになってしまうなどのトラブルに繋がることがあります。
特に限界まで使用されると電池の劣化が原因となってまともに動作しなくなってしまったり、充電コードから外すとすぐに電池切れになってしまうなどのトラブルに繋がってくることとなります。

そうした場合にはアイフォンの電池交換作業を依頼しなくてはならなくなりますが、実際にかかってくる費用は決して安いものではありません。
基本としてはアイフォンを製造・販売しているApple社に依頼をすることになりますが、電池交換作業は全モデル共通で8,400円+消費税となります。
こうした負担があることを嫌って充電用の予備バッテリーを使って凌いでいる人も少ないはありませんが、ではこの電池交換にかかる費用を安くするにはどうすれば良いのでしょうか。

正規交換は安心だけど高い

まずApple社を利用する場合ですが、この際にはメーカーの保証が切れる1年目の終わりの段階で最初の判断をする必要があります。
Apple社は自社製品に関して、購入日から起算して1年以内は製造保証を付けています。
これは電池にも適用されますから、購入から1年以内に蓄電能力が低下したのであればメーカーに依頼を出すことで無償対応を期待することができます。

ただこの場合、実際に無償対応の対象になるかどうかを最終的に判断するのはApple社の工場です。
工場にある診断システムを使って、蓄電能力が本来の50%以下の性能になっていると判断された場合にのみ交換をしてもらえることとなりますし、作業が終了してアイフォンが返送されるまでには一週間ほどかかることがあります。
そもそも1年以内に電池が劣化するという状況はそこまで多くありませんから、これは購入後1年以内に何らかの不調が発生した場合にのみ使える方法として覚えておきましょう。

バッテリー交換は信頼の修理業者へ

では次に1年以上を経過しているためにApple社に依頼をするとお金がかかる場合ですが、この際の費用を安くするのであれば、自分で作業をするか、非正規業者に依頼をするかのどちらかの方法をとることになります。
自分で作業をするのであれば交換用の電池が2000円前後で販売されていますから、専用工具を用意して作業をすることで2000~3000円程度で作業を完了させることができます。
非正規業者に依頼をする場合もかなり割安で、5000円~6000円程度で作業を請け負ってもらえる業者がほとんどです。

ただこうしたユーザー自身の作業や非正規業者の作業を行った後には、その作業を行ったアイフォンは二度とApple社のサポートを受けられなくなりますので、この点だけは覚悟をしておかなくてはなりません。
高額な代金を払ってでも安心のサポートを維持するか、安い代金で正規業者のサポートを切るか、どちらがよいかで判断してください。

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