大事なiPhoneをポチャンとやってから頭を抱えても、事前に対策していないと時はすでに遅し。最悪の場合は本体もデータも全て失うことになってしまいます。
ここではそんな万が一に備えて、予防策と応急処置をいくつか紹介していきます。
バックアップをとっておく
まず基本的な対策法は、バックアップを定期的に取っておくことです。
パソコンに定期的にデータを落としておく(バックアップを取っておく)ことが重要で、水没はもちろん、落下などでのトラブル、紛失にも有効な万能の予防策となります。
大事な写真や動画データ、iTunesの音楽データなど、失うと取り返しのつかないものは必ずバックアップを取る習慣を身につけておきましょう。iPhone本体のストレージ使用量も抑えられるので容量不足に困ることも減らせます。
防水シールを貼る
データを守るという最低限の予防はできても、高価なiPhoneそのものもダメにしたくない、そう考えるのがユーザーの本音。ではその対策はどういうものがあるでしょうか?
iPhone7以上の機種では防水対策がされているので、これといった対処は必要ないのですが、それ以前の機種は水への対策が重要です。
対策方法は大きく分けて三つ。
一つは「防水ケース」を利用することです。使い勝手は多少悪くなりますが対策としては万全です。
二つ目は手軽で処置後も使い勝手のいい「防水シール」。シールですから、防水ケースのようにかさばりません。
三つ目は専門業者に施工してもらう、内部を防水コートする「防水処理サービス」を利用することです。コストはかかりますが、防水ケースや防水シールの欠点を補うことのできる有効な対策になります。
応急処置方法
運悪く水に落としてしまった場合の応急措置を知っておきましょう。ポイントとなるのは、とにかく「乾燥させる」ということ。
そのための手順としては、まず電源がついていたらオフにし、ケースやカバー等を外し乾燥したタオルやハンカチで本体についた水分を取ってください。
次にSIMカードを取り出して別途保管し、本体は湿気のない場所でしっかり乾燥させます。ジップロックにiPhoneを入れ、多めに乾燥剤を入れるという対策も有効な方法です。
まとめ
iPhoneの水没対策は、事前のバックアップを習慣にして、さらに防水の対策を講じておくことが重要です。前者は大切なデータを守るために、後者はiPhone本体を守るためです。それでも水没させてしまったら、とにかく本体を乾燥させること。「電源が入っているから大丈夫」とそのままにしておいてはいけません。応急措置をしっかり行いましょう。