皆さんこんにちは! iPhone修理のクイック新宿南口店です!
雨が続いて気が滅入る毎日ですが、梅雨を抜けてしまえばもうすぐ夏ですね!!
夏といえば海!
川!!
プール!!!
そして・・・
水没の夏です!!
・・・はい、皆さんゲンナリしたところで、落ち着いて今日のお話にお付き合いください。
修理屋さんとしては夏が近づけば件数が増える水没の話は外せないのです。
<スマホの防水性>
現行のApple製品には『完全防水機能』はついていません。
iPhone6s以降、液晶パネルの隙間は両面テープで目張りされるようになりましたが、
電話である以上、マイクやスピーカーのある部分は穴が空いている構造になっていますし、
充電コネクタ部分は言ってみれば回路がむき出しになっているようなものです。
水気が浸入すれば、当然内部の機械にはダメージを与えることになります。
完全防水ケータイを謳っているスマートフォンですら、水濡れで壊れる時は壊れるものなんですが、
iPhoneは特に水気に関してデリケートと言わざるを得ません。過去の症例を少しご紹介いたしましょう。
<水没しちゃうとどうなるの?>
こちらは液晶画面に水が浸みてしまったフロントパネルです。
水没した跡がありありと残っていますね。
内部に侵入した水はどれだけ乾燥させても取り除けません。
おまけに放置しておけば操作ができなくなったり、
画面が完全に映らなくなる恐れもあります。
こちらは海水に水没させ、時間が経ってしまった5sの中身です。
安全のために基盤は取り外していますが、バッテリーの表面にまでサビが発生しています。
こうなると他のパーツも壊れている事がほとんどです。
人間どうしたってウッカリするときもあります。
しかし水没は防げないかもしれませんが、持ち主のその後のケアによって、
iPhoneの運命は大きく変えることが出来るのです!!
<もしもの時のために覚えておきたい!水没した時に絶対やっちゃいけないこと!>
①充電ケーブルを繋がない!
内部に水が侵入した状態は、言ってみれば通常のiPhoneの中に
無作為に電気が流れる回路が張り巡らされた状態です。
そんな時に通電させれば、どこに電流が流れ込んでしまうか分かりません!
最悪、基盤に直接電流が流れてしまって成す術もなく一発昇天・・・なんて事にもなりかねません。
②電源が落ちたら入れちゃダメ!
何もしてないのに電源が落ちてしまった場合、回路のどこかがショートしています。
水没によって漏電したiPhoneがギブアップした状態です。
無理やり電源を入れようとしては、余計にダメージを与えてしまいます!
もう止めて! とっくにiPhoneのライフは0よ!
③振らない! 揺らさない!
iPhone内部はパーツや回路が所狭しと収められています。
うかつに揺らすと内部で水が行ったり来たり・・・。
無事だった部分にまで汚れやサビが広がってしまいます。
水没したiPhoneは絶対安静です!
④そのまま使わない!
たとえ水没後に起動していたとしても、油断は禁物です。
今は平気でも、水は状態変化します。
汚れた水は乾燥すれば固着しますし、蒸発すれば
内部を水蒸気となって移動します。
水没した場合は必ず安静にさせましょう!
いかがでしたでしょうか?
水没した時に慌てて行動するとたいてい裏目に出ます。落ち着いてリスクを回避しましょう。
さて、では実際に修理に持っていく前にどんなケアができるのか?
次回の記事でご案内します! お楽しみに!!
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