爆熱iPhoneを救え!!

2019 / 07 / 09

こんにちは! iPhone修理のクイック新宿南口店です!

 

もうすぐ夏本番!

海やプールでiPhoneを水没させる事例が増えてまいります。

当店でも水没修理の増加に備えて、パーツや洗浄用品の備えは万全!

というわけで、今回は水没修理について触れていきたいと思います。

 

<海水没は特に危険!!>

今日ご紹介するのは、海に落とされたiPhoneの修理をした時のお話です。
その方は幸いにも水没後比較的早期にお持ち込みいただけたため、
iPhone内部に錆びや塩の固着はあまり見られませんでした。
これならいけるかも!!
という訳で最速で分解・洗浄を済ませて、
新しいバッテリーと液晶パネルを装着してみたところ、
リンゴマークが表示されました!!
電源は無事に起動!!
しかし・・・・

熱っつ!!!!!

基盤が尋常じゃない熱を持ってしまっていました!!
せっかく起動したiPhoneは、哀れ自分の熱で『高温注意』のモードに・・・。
気付かずにうっかり触ってたら、
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爆ぁぁぁく熱!!!

 
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ゴォォッド!!!

 

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フィンガァァァァァ!!!!

・・・ってなるところでしたよ、僕の指が。
このまま放って置くともれなく基盤がヒートエンドしてしまうので、
もう一度分解した後、基盤の再点検に入りました。

<基盤の熱はどこから?>

当然ですが、スマートフォンには能動的に発熱する機能は存在しません。
熱を持つということは、例えばアプリの起動させすぎ、動画の撮影等でCPUに負荷がかかっている場合、
回路が全力で演算を行うことで発熱が起きる場合があります。
あまりにも異常な発熱を起こす場合、原因は主に基盤回路の配線が傷んでしまった場合が考えられます。
本来であれば設計通りの電流が流れるべき回路が故障して、電気が正常に流れなくなったり、
逆に流れすぎたりしてしまうと、行き場を失った電気は熱エネルギーに変換されてしまう、というわけです。
特に水没してしまうと、水没の錆によって回路が破壊されてしまう可能性がとても高いです。
これは人間に例えると、脳の血管に異常があるようなものですので、
手足に当たる液晶パネルやバッテリーを交換したところで改善はできません。
基盤回路の修復・・・言ってみれば「iPhoneの脳の手術」が必要になります。

<基盤の修理ってどんなことをするの?>

こちらの写真は、iPhone6のメイン基盤を分解した様子です。
小さな四角のひとつひとつが全てチップやコンデンサ等、基盤を構成する部品です。
チップひとつあたりの大きさがだいたい2ミリ程度ですので、かなり細かいパーツの集まりだということがお分かりいただけるかと思います。
水没や自然故障で電源が点かなくなってしまった場合は、この全てが点検作業の対象ということになります。
通電量をチェックすることで少しずつ原因箇所を絞り込んでいき、特定できた箇所を交換になります。
チップは基盤上に金属で印刷された回路の上にハンダでくっついていますので、
極細の金属針等を熱してハンダを溶かして、壊れたチップを取り外します。
これらの作業は肉眼ではほぼ不可能ですので、電子顕微鏡で拡大した状態での作業が必須になります。
当店では、このような基盤修理のご依頼も承っております!!
水没して電源が点かなくなってしまったiPhoneや、他店で修理不可と言われてしまったiPhoneも、
諦めずにご相談下さい!!

クイック新宿店

 住所

東京都新宿区西新宿1-18-6 山兼新宿ビル7F

 アクセス

JR新宿駅新南口徒歩3分

 営業時間

年中無休 / 11:00〜20:00
※時間外ご希望の場合、ご予約して頂ければご対応可能です。

 電話番号

050-5269-5809

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