スマホ決済PyaPayに見る競争激しい金融プラットフォーム

2019 / 03 / 16

 

スマホ決済PayPay

さて、最近はスマートフォン決済やQRコード決済といった言われ方をする便利なサービスが人気を博しているようですね。最近は当店におきましても、「paypayで払えるんですか?」とお客様に驚かれることがあります。ええ、払えますよ(・∀・)エッヘン!!

そして、PayPay以外にも提供されているサービスとしては楽天ぺイ、Origami Pay 、LINEpay、d払いなどいろいろな名前のものが存在しますがどのサービスも目指していることはただひとつ「素早くお得な取引」ということです。そこで、今回は近頃有名なPayPayに焦点を絞ってこの業界について掘り下げていこうと思います。

 

❙PayPay株式会社とは何者か?

スマホ決済PayPay

出典:https://www.ryutsuu.biz/

同社のホームページによると、設立は2018年6月15日で株主はソフトバンクとヤフーとのことです。代表取締役社長(CEO)は中山 一郎という方で、1994年に明治大学を卒業した後は、IDCフロンティア(当時は国際デジタル通信株式会社)に入社し2011年には取締役にまで上り詰め2年後の13年4月1日には社長に就任したそうです。IDCフロンティアなんてそんな会社聞いたこともないという方は大勢いらっしゃると思いますが、理由は簡単で同社が手掛けるのはITインフラ、すなわちデータセンターのような物理的な通信設備の分野だからです。現在はIDCフロンティアという名前ですが、この歴史も古くこれまでに幾度も分割や社名を変更しているので昔の名前であれば聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

Origami pay で知られる株式会社Origamiはというと、2012年2月22日に設立、楽天ペイはもちろん楽天株式会社がてがけたもので、2008年10月に楽天ID決済としてスタートしたのでそれらと比べると異常な速さで急成長していることがわかります。

 

 

躍業界の首位に上り詰める

昨年の12月には、支払額の20%を利用者に還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」を敢行したPayPay株式会社。月にこのサービスが適用されるは支払金額の合計は25万円までときめられているので、最大でも5万円分しか還元はされないのですが、意外と世帯年収が1000万円以上のいわゆる富裕層の人たちに関しても使用者は増えていらしいのです。

このサービスの適用範囲となったのは電化製品のような割高のものでも適用されたことや、ソーシャルネットワーキングを味方につけた巧みな宣伝で話題と人気を集めた

 

 

―各決済サービスの利用者数

 

モバイルマーケットデータ研究所が、今年1月8日から10日までの期間に行った調査によると、利用者が最も多かったQRコード決済サービスは’楽天ペイ’の9.4%という結果になった。

 

終わりに

最後に楽天で決済プロジェクトの開発責任者を務める方が興味深いことおっしゃっていたのでご紹介します。彼がいうには、近い将来に’’’決済手段レス’’’の時代が来るのかもしれないということです。何を言っているのかというと、キャシュレスという支払方法が浸透し、人々はVISAやマスターのような国際ブランドのクレジット会社、あるいはPayPalを利用することで個人情報の露出を徹底的に避けるなど色々なメリットを考慮に入れた上でどのサービスを利用することが出来ているのが現在の社会です。しかし、私が知っているビル・ゲイツ氏の言葉で”Banking is necessary, but banks are not.”というのがあります。つまり銀行業というサービスは必要だけれど、銀行という組織がそれ自体が必要かというとそうではないということを彼は言いたかったのです。私の記憶では彼がこの言葉を発したのは1990年代前半のことですが仮想通貨のようなシステムの誕生の目の当たりにした今の世の中を彼はまだその黎明期に如実に示していたのです。

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