【接近センサーとは?】
スマホの接近センサーは画面上部(インカメラ付近)に搭載された小さな光センサーです。
通話中に顔や耳が近づくと画面を消灯し、頬や耳での誤タッチを防ぎます。
つまり、この機能があるおかげで、通話中にアプリを開いたり電話を切ったりするミスを防げるのです。
(iphone X 以降の機種では、Face ID「顔認証」にも利用されています)
【接近センサー不良の主な症状】
接近センサーが正常に働かない場合、次のような症状が現れます。
・通話中でも画面が消えない⇒頬でタッチしてアプリを起動、または通話を切ってしまう。
・通話中に画面が消えたまま戻らない⇒通話後も画面が暗く、電源ボタンでしか復帰できない。
・特定のアプリで誤作動⇒ ビデオ通話や録音アプリ使用時に誤タッチが起こる。
このような症状が続くと、通話の快適さは大きく損なわれます。
【原因はハードとソフトの両方に】
近接センサー不良の原因は、大きくハードウェア要因とソフトウェア要因に分けられます。
1.保護フィルム・ケースの干渉
特に厚みのあるガラスフィルムや着色フィルム、前面カバー付きケースはセンサーを遮断します。
2.汚れ・キズ・ホコリ
皮脂やホコリが付着すると感度が低下します。また、落下でできた微細な傷も誤作動の原因となります。
3.落下や水濡れによる故障
小型精密部品のため、衝撃や水分で配線や基板が損傷することがあります。
4.基板・フレキケーブル不具合
近接センサーはインカメラやスピーカーと一体のケーブルに組み込まれることが多く、断線や基板側の損傷で動作しなくなります。
5.OSやアプリのバグ
ソフト更新後や特定アプリの不具合によって誤作動するケースも存在します。
【修理・解決方法】
症状や原因によって対処法は異なります。順を追って試すことが重要です。
・フィルム・ケースの見直し
まずは保護フィルムやケースを外して改善するか確認します。
・センサー部の清掃
柔らかい布や綿棒で優しく拭き、汚れやホコリを除去します。
・設定リセット
iPhoneなら「すべての設定をリセット」、Androidでは「近接センサー再キャリブレーション」が有効な場合があります。
・パーツ交換
インカメラやスピーカーと一体化したユニットを交換することで改善可能です。
・基板修理
パーツ交換でも改善しない場合は、基板上の回路を修理します。顕微鏡下でのはんだ作業が必要となります。
【放置のリスク】
近接センサー不良は即スマホが使えなくなる故障ではありません。
しかし、放置すると通話中の誤操作によるストレスや、他部品への影響が広がる可能性があります。
そして、iphone X以降を使ってる人はFace ID(顔認証)が使えなくなる可能性が高くなります。
特に、インカメラやスピーカーと一体構造の場合は、複数部品交換が必要になることもあります。
【まとめ】
「通話中に画面が消えない」「勝手にアプリが開く」などは、近接センサー不良の代表的な症状です。
原因は単純なフィルムの干渉から、基板損傷まで幅広く存在します。多くの場合は修理で改善でき、軽症なら即日対応も可能です。
気になる症状が出たら、早めにスマホ修理専門店へ相談することをおすすめします。
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