スマホのバッテリー交換後に必要な「キャリブレーション」とは?
スマートフォンのバッテリー交換を行ったあと、
「バッテリーの減りが早い気がする」
「残量が急に減る」「突然電源が落ちる」
と感じたことはありませんか?
実はその症状、
**バッテリーの初期不良ではなく「キャリブレーション不足」**が原因の場合があります。
そこで今回は、
スマホのバッテリー交換後に行うキャリブレーションの必要性と正しい方法について、修理店目線で分かりやすく解説します。
そもそもバッテリーキャリブレーションとは?
まず、バッテリーキャリブレーションとは、
🔋 スマホ本体に新しいバッテリーの状態を正しく認識させるための調整作業のことです。
というのも、スマホ本体は
-
以前使っていたバッテリーの劣化状態
-
充電や放電の履歴
といった情報を内部に記憶しています。
そのため、バッテリーを新品に交換した場合でも、
本体側は「古いバッテリーの情報」をもとに残量表示を行ってしまうことがあります。
結果として、
👉 表示されるバッテリー残量(%)と、実際のバッテリー容量にズレが生じてしまうのです。
では、キャリブレーションをしないとどうなる?
では次に、
キャリブレーションを行わなかった場合に起こりやすい症状を見ていきましょう。
-
バッテリー残量が急激に減る
-
20%〜30%残っているのに突然電源が落ちる
-
100%まで充電しても持ちが悪い
-
実際よりもバッテリーの減りが早く感じる
一見すると「バッテリー不良」に思われがちですが、
実際には表示のズレが原因であるケースも非常に多いです。
だからこそ、交換後にキャリブレーションが必要
このような症状を防ぐために重要なのが、
バッテリー交換後のキャリブレーションです。
キャリブレーションを行うことで、
-
バッテリー残量表示が正確になる
-
急な電源落ちを防ぎやすくなる
-
新しいバッテリー本来の性能を引き出せる
といったメリットが期待できます。
ただし、ここで注意したいのは、
キャリブレーションは劣化を防ぐ作業ではないという点です。
あくまでも、
👉 「表示を正確にするための調整」
という役割になります。
スマホのバッテリーキャリブレーション方法
それでは、具体的な方法をご紹介します。
以下は、iPhone・Android共通で行える基本的な手順です。
① まずは100%まで充電
-
電源を入れたまま満充電
-
100%表示後も、さらに30分〜1時間ほど充電を続けます
② 次に、通常通り使用
-
充電ケーブルを外し、普段通りスマホを使用します
③ そのままバッテリーを使い切る
-
バッテリーが0%になり、自動で電源が落ちるまで使用
-
このとき、無理に再起動はしないようにしましょう
④ 最後に電源OFFのまま再充電
-
電源を入れずに100%まで充電
-
100%表示後も、30分ほど追加で充電します
以上で、1回分のキャリブレーションが完了です。
なお、可能であれば2〜3回繰り返すことで、より安定しやすくなります。
よくある質問
Q. キャリブレーションは必ず必要?
必須ではありません。
しかしながら、交換直後に行うことでトラブルを未然に防ぎやすくなります。
Q. 毎回やる必要はありますか?
いいえ、必要ありません。
バッテリー交換後のみ行えばOKです。
Q. バッテリーの寿命は延びますか?
残念ながら、寿命を延ばす効果はありません。
ただし、残量表示が正確になることで、ストレスなく使用できるようになります。
修理店からのワンポイントアドバイス
バッテリー交換後の数日間は、
-
極端な使い切り
-
急速充電の多用
をできるだけ避け、
通常使用を心がけることで、より安定した状態になりやすくなります。
まとめ
このように、スマホのバッテリー交換後は、
キャリブレーションを行うことで残量表示のズレを防ぐことができます。
もし、
「交換したばかりなのに減りが早い」
「残量表示が不安定」
と感じた場合は、ぜひ一度キャリブレーションを試してみてください。

