iPhoneのパネル品質の違い

2018 / 10 / 04
iPhone ゴーストタッチとは?

iPhoneのパネル品質の違い

 

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店舗増加に伴い、各社価格競争が激化してきているiPhone修理業界は

店舗間でその修理価格は大幅に差があります。

何故、同じ業種にも関わらずここまで価格が違ってくるのでしょうか。

価格の設定はその店舗が仕入れているパーツ(原価)が大きく影響を及ぼしています。

 

 

iPhoneのパネル品質の違い
iPhoneのパネル品質の違い

 

 

そこで今回は液晶の種類や修理代、品質について簡単にまとめてみました。

普段、スマホ修理店が使用しているiPhoneのフロントパネルには

いくつかの種類があり大まかに4つに分類して売られています。

 

普段、修理に使用しているiPhoneのフロントパネルにはいくつか種類があり、

大まかに4種類に分類して売られています。

 

 

iPhoneのパネル品質の違い
iPhoneのパネル品質の違い

 

 

◇『純正パネル』品質ランク★★★★★(5段階)

「純正パネル」はiPhone購入時に初めから付いているパネルです。

こちらのパネルはApple純正ということもあり、当然最もiPhoneとの相性や品質が良いパネルです。

この純正パネルを使用・販売している修理店や卸業者はほとんどありません。

 

 

◇『再生パネル』品質ランク★★★★☆

「再生パネル」はフロントパネルの修理時にお客様の端末から外し、

液晶は生きていますが、ガラスのみが割れてしまっているものを再度加工し直したパネルです。

こちらはガラス部分のみの修理となり、手を付けない液晶パネル自体は

純正品のままとなるため、品質は純正に近い良品が多いです。

再生パーツに関しまして、ガラス・枠・偏光シートなどの使用する各パーツによって、

フロントパネル全体の品質が変わってきます。

 

 

◇『ホイヤー(組立)パネル』品質ランク★★★☆☆

液晶自体は純正で液晶についているコネクタがコピーの「ホイヤーパネル」と呼ばれるものもあります。

このホイヤーパネルは別名で「組立品」と呼ばれることもあり、

その他の通り、新品のパーツを純正の工場とは別の場所で組み上げられたパネルです。

ホイヤーパネルにもランクがあり、全ての純正パーツで作られた質の良いものもありますが、

基本的には上記のような純正とコピーのミックス品が一般的です。

 

 

◇『コピーパネル』品質ランク★★☆☆☆

「コピーパネル」は中国などで独自に作られているパネルです。

このコピー品に関しては純正品を一切使用していないため、多少なりとも品質は落ちてしまいます。

しかし、仕入れ単価も再生品などの質の良いものと比較すると格段に安いので使用する修理店も少なくはありません。

このコピー品は原価が安ければ安いほど、純正などに比べてコネクタの強度が非常に低く、

修理時の段階で普通に使用できても数ヶ月後にいきなり画面が点かなくなるということがあります。

 

 

iPhoneのパネル品質の違い
iPhoneのパネル品質の違い

 

 

◇純正とコピーではタッチパネルが異なる

iPhoneの純正パネルは『インセル型』、コピーパネルは『非インセル型』と呼ばれるタッチパネルを採用しています。

 

※インセル型とは?

液晶パネルに使用されている薄膜トランジスタにタッチ検知機構が組み込まれた方式のことで、

従来のタッチパネルに比べて重量や厚みを抑えることが可能になったパネルです。

 

※非インセル型とは?

上記のインセル型とは異なり、液晶の外にタッチを感知するセンサーがあり、オンセル型とも呼ばれます。

iPhone5からはこのインセル型を採用していますが、インセル型のパネルを作れる会社は

世界に4社(内3社は純正パネルを制作している会社です)ほどしかないのでコピーパネルは全て非インセル型となります。

コピーパネルは、iPhone用のパネルとして作られているのではなく

『〜インチ用ディスプレイ』という面目で作られており、そこにiPhone用のコネクタをつけています。

なので、液晶自体も純正のRetinaディスプレイとは異なり、色合いや解像度も別物です。

 

 

◇各パネルは見分けられるのか?

上記で述べたように、純正パネルの入手は不可能に近いため、

一般の修理店で使用される最も良質なパネルは『再生パネル』となります。

純正品には劣るものの、品質のグレードが最も低い『コピーパネル』と比べるとその差は歴然としています。

そのため、同じ非純正品のパネルでも再生パネルはコピーパネルに比べ、単価が倍もあるというほどです。

そんなパネルですが、スマホ修理店へ修理依頼したあと、

自分のiPhoneに付けられた液晶パネルが『再生パネル』なのか『コピーパネル』なのか

見分けることはできるでしょうか。

 

※見分けは困難

修理依頼後、自力で使用されたパネルを判断するのは困難です。

外見だけでは再生パネルもコピーパネルも同じような仕上がりのため見分けはつきませんが、

内部まで分解してみると色合いや肌触りから違いが分かります。

しかし、iPhoneを分解しなければその違いがわからないので、

iPhoneの構造について詳しくないと難しいと言えるでしょう。

 

※一般のスマホ修理店でiPhone修理をするなら

iPhoneの修正用パネルについてご紹介しましたが、

修理依頼をするなら大切なiPhoneを長く使用するためにも再生パネルを使用してほしいものです。

iPhoneを修理に出すならできるだけ修理代を安く抑えたいものです。

しかし、安さを求めすぎて品質を疑ってしまう部品を使用されるのも避けたいという方もいると思います。

 

 

◇まとめ

大和店では再生パネルとコピーパネルのご用意がございます。

コピーパネルでも品質が良いものを使用しておりますのでご安心ください。

料金面でお悩みな方もお気軽にご相談ください。

 

本日もご来店お待ちしております!!

 


 

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