水没するとこうなるかもよ？｜iPhone修理なら、全国109店舗の安心・激安・即日のクイックへ！

2016年8月 1日 17:57

水没するとこうなるかもよ？
今日は夕立というか、ゲリラ豪雨のような状態ですね。
まだ小康状態みたいなのでみなさん気を付けてください。

夏真っ盛りということもあって水没相談多すぎます！
水回りでiPhone使うときはお願いだから注意してくださいよ～。
そんなわけで今回は水没して復旧できなかったiPhoneの基板です。

運よく？悪く？6Sで復旧出来たものと同じタイミングだったので
比較の写真を撮ってみました。
左側が復旧できなかった6S、右側側が復旧できた6Sです。

赤枠の部分に注目してください。
左側の基板は、水没の影響で小さな部品が剥き出しになっています。
さらに水と電気による化学変化で、腐食が起こっています。
（※鉄が錆びたりするのも腐食の一例です）

黒い膜みたいなものは6S特有のコーティングです。
6までと違って、細かな部品が直接水に触れにくいようになってるんです。
もちろんそのコーティングも剥がれてなくなってるんですけどね。

次はもう少し拡大したものです。
赤枠の部品の並びを比べてみてください。
腐食によってハンダがとれてしまい、いくつかの部品がなくなっています。

紹介しているのは分かりやすい部分のみですが、
当然他の部分でも同じようなことが起こっているわけです。
そうすると正常に電気が流れないため、iPhoneは当然動きません。

こうなると、「基板復旧」と呼ばれる精密作業が必須になります。
しかもその作業は顕微鏡を使った作業のため、当店では2週間以上預かり、
さらに復旧作業を行っても直らないことも多々あります。
当たり前ですが、復旧出来なくても高額な精密作業費はかかってしまうんですよ...。

お願いですからiPhoneを大事に大切に扱ってあげてください！！
万一やむを得ず、水没したらすぐに電源を切って、そっと立てかけてください。
充電ケーブル繋いだり、電源ボタンは絶対に触らないでね！